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タラワ、マキンの戦い

Photo_2「タラワ、マキンの戦い」

谷浦英男著

草思社

3800円

549頁

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出版社/著者からの内容紹介
海軍陸戦隊と米海兵隊が死闘を繰り広げたタラワの戦いの全記録。玉砕寸前まで専任の中隊長を務めた著者が、日本海軍の美点と、組織・人事などその欠陥を描き出す。

内容(「BOOK」データベースより)
昭和十八年アメリカは新造の空母と戦艦を中心とした大機動部隊の編成を終え、ギルバート・マーシャル方面からの反攻を開始する。日本海軍の計画によれば、これらの島につくられた航空要塞が敵を迎え撃ち、大損害を与えるはずであった。ところが、想像を絶する米軍大兵力の来攻で、航空要塞は何の役にも立たず、陸戦隊のみの戦いとなった。島を守るのは海軍陸戦隊二個大隊二千数百名。頑強に抵抗し、敵に同等以上の損害を与えたものの、三日半で玉砕する。本書は玉砕三カ月前までタラワで先任中隊長をつとめていた著者が、この戦いの全体を描いた渾身の戦記である。海軍内部の人間関係が見事に描かれていると同時に、前線部隊の将兵たちの勇敢さとは対照的に、秀才を集めた司令部の齟齬という、日本海軍がもっていた宿痾もまたよく見えてくる。ここには現在に通じるものがある。

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というものです。このギルバート諸島の戦いは中部太平洋最初の米軍侵攻でしたが、守備軍の激しい抵抗にあい、多大な損害を与えたことで有名になりました。その戦闘の様子を直前まで勤務していた筆者がまとめたものです。戦史叢書とは違い、この本を通してどういう戦闘状況だったかがよくわかりました。名簿関連は守備隊の幹部の名簿がある程度で、あまり詳しくありません。同地区には第三特根、佐鎮7特陸、111設、4施派遣隊などが海軍側は在島していましたが、玉砕し、ほとんど全員戦死されました。タラワ・マキンでの日本人捕虜はタラワ14人、マキン1人だけだそうです(朝鮮人軍属などは含まず)。

Googleブック検索ではプレビューはありませんでした。

http://books.google.co.jp/books?id=6h3PPAAACAAJ&dq=%E3%82%BF%E3%83%A9%E3%83%AF%E3%80%81%E3%83%9E%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%81%AE%E6%88%A6%E3%81%84&lr=&as_brr=0&ei=kVQASubtMY2GkQSM992bBA


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